59 木曽海道六拾九次之内 関ヶ原
(きそかいどうろくじゅうきゅうつぎのうち せきがはら)

広重画 版元錦樹堂

 慶長5年(1600)、徳川家康と石田三成が天下分け目の合戦を行なった関ヶ原、そのイメージとはまったく逆ののどかで賑わいのある街道沿いの茶屋の姿を描いている。
 表情豊かな馬子や旅人、そして「名ぶつさとうもち」「そばきり」「うんどん」の文字、軒に下げられた草鞋などから、道中での茶屋の役割をかいま見ることができる作品である。