56 木曽海道六拾九次之内 みゑじ
(きそかいどうろくじゅうきゅうつぎのうち)

広重画 版元錦樹堂

 美江寺の名の由来は、養老年中(717-24)に建立された「姜江寺観音」に由来するとされる。戦国時代にこの寺は岐阜へ移されたが地名だけが残った。
 日暮れの情景、高く成長し揺れ動く竹薮と空を舞う雀、地元の農夫に道を尋ねる旅人、そしてこの絵に彩りを添える二株の椿、広重ならではの情景描写が見られる秀作とされる。