53 木曽海道鵜沼ノ駅 従犬山遠望
(きそかいどううぬまのえき いぬやまよりえんぼう)

英泉画 版元保永堂

 木曽川の流れと、尾張徳川家家老成瀬隼人正3万9000石の城「犬山城」を描いたもので、城に北面する木曽川河畔にある鵜沼宿を遠望した構図となっている。『木曽路名所図会』の鵜沼の項に「ここより尾州犬山城見ゆる」とあり、英泉の図はこれと逆転した位置から中山道鵜沼宿の家並みを描きだしている。