45 木曽海道六拾九次之内 落合
(きそかいどうろくじゅうきゅうつぎのうち おちあい)

広重画 版元錦樹堂

 信濃国と美濃国の境である「十曲峠(じゅっきょくとうげ)」のつづら折れを下り、落合川を渡る大名行列の様子を附瞰(ふかん)で表現している。こうした情景描写は広重の作品としてはめずらしいとされる。
 鉄砲隊を先頭に長々と続く行列は、その坂道の長さと遥かに続く街道をイメージさせているともいわれる。