天池(あまいけ) 3/5 ページ  
     
干(ひ)割れて白うなった田んぼはいっぱい水がつくし、よれて枯れそうになった稲は生きつくやらで、村の人は大喜び。早速(さっそく)雨祝いに天池へ行ったそうや。
 何時のころから西洞(さいと)村の雨乞いに、この水神さまを拝むようになったか知らんが、この天池は、山の頂上(ちょうじょう)の方にあって、どこからも水が流れてこんのに、いくら日照りが続いても水がたまっとって、きっと水神さまのせいじゃということになったもんや。