大寺(おおてら)ごじょ 1/12 ページ  
     

 「ごぜ」とは盲目(もうもく)の女芸人が三〜四人か、五〜六人の組を作り、目の見える手引きの女に案内され、三味線を引き乍(なが)ら歌を歌ったり、物語等をして民家の門口で聞かせ、お金や物などを貰って歩く人達のことで、普通は、瞽女(ゴゼ)と言って、昭和のはじめ頃までは、全国各地で見ることが出来た。
 これらの瞽女と大体同じように生活する人達が御嵩にあったが、ここでは、ゴジョさ、とか、大寺ゴジョと言って区別をしていた。つまり両者の発生の由来・形態・生活等に多少の差があって、独特のものであった。